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竹内通雅blog

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天狗湯

きょうは夜になって夕ご飯を作るのがメンドになってしまったので、近所の蕎麦屋でてんぷらを食べた。当然ビールに熱燗二合、それから板わさもね。お昼に違う蕎麦屋でもりそばを食していたし、なんかいい感じになっちゃったのでそれだけで部屋に戻ってきた。
こんなのは贅沢でもなんでもない。独り暮らし中年男の当たり前の姿である。
しかしながら、ミシュランがどうしたこうしたとそんな瑣末なことにまったく価値を見いださない俺にしてみれば、これはこれで少しばかりの幸福ではあった。

部屋に戻って、ささやかな幸福を焼酎を飲みながらやり過ごしていると、このささやかな幸福に更にささやかな幸福を上塗りしたくなったのでありました。そこでふと頭をよぎったのが銭湯ね。
銭湯なんてここ十数年来行ってないぞ。歩いて2分ほどのところに銭湯があって、この町に住んで8年が過ぎたのに一度も行ってなかったのに、だから何かに誘われるようにしてさっき湯につかってきたのだ。
あ~ぁん、気持ちいい!これはまた行くね、ずっと行くね。値段のことを言うのは下品である。

湯殿の鏡の向こうでこっちを凝視する裸の男と、東京に出てきたばかりのうぶな青年の思いが交差する刹那を、この温かい空間は巧みに演出してくれたのであった。

銭湯は記憶を蘇生させる舞台装置である。


帰りにアイスもなか買っちゃったね!


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                 (写真:蕎麦屋さんにもらった柚子 よいかほり)
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by tugablue | 2007-11-26 22:20 | 日記
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