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竹内通雅blog

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よろしくね

f0112284_1334916.jpg「イチロくん」(ポプラ社/おとうさんだいすき 3)は、おとうさんが子供にお話を聞かせる、という昔からよくあるシチュエーションを使って表現しました。なかなかうまく絵本として成立したものだ、と自負しています。
切ったり貼ったりと、自分としては初めての技法での作画で、始めから頭を抱え込んでしまったわけですが、辛抱強く待ってくださった編集者さんに感謝しています。それから時間的に余裕のない状態にもかかわらず、手のかかる最善の方法で絵を再現してくださった印刷所の皆様にも感謝しています。おかげ様で明日19日配本となりました。楽しみですね!

絵本は「作品」でありますが「商品」でもありますので、いろいろな人の手や考えを通して出来上がっていきます。共同作業ということです。作家側の独善的な「価値観」だけが正しいのではなく、制作プロセスから販売方法まで、そこはもう「しなやかなバランス感覚」が必要なのです。

ときに、唯我独尊的な振る舞いをすることが優秀なクリエイターの条件だと勘違いし、周囲を困惑させて悦に入るような輩の話も遠く風のたよりに聞いたりしますが、残念な話ですね。そのまま貧相な才能をひけらかしているようで滑稽です。
まあだいたいは、そのうちに相手にしてくれる出版社がいなくなることでしょう。干されるということですね。謙虚さを探しに、ひらひらとどこかへ舞っていってしまうのでしょうか。

聞く耳を大切にしながら僕は、これからも絵を描いて暮らし続けられるように努力します。

みなさんどうぞよろしくね!
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by tugablue | 2010-03-18 15:40 | 日記
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